
中門両脇に立つ、金剛力士像(仁王像)。共に重要文化財に指定されています。
中門は、飛鳥時代の建造物で、国宝に指定されています。
世界最古の、木造建築群。法隆寺の西院伽藍です。
中門・回廊
△中門
△回廊中門の両サイドに立つ、迫力の仁王像。奈良時代に造られた物です。
中門も、回廊も飛鳥時代から今に残る建造物。
平安時代に増設されて、奥の大講堂も含めての回廊になったそうです。
東側の回廊の方が、1間分長くなっているそうです。法隆寺の創建年については、諸説ありまして実際のところは未だに謎だそうです。
拝観時にいただく、リーフレットに書かれている607年よりは、後に建設されたのだろう。
と、言うのが、今のところ通説になっているようです。五重塔・金堂

入ると見上げてしまう、五重塔。32.5mもあります。初層は解放されており、自由に見学できます。
内部には、奈良時代に作られた塑造が並びます。
日本では少ない(?)、寝ている姿の仏様(涅槃)があります。
海外の仏教寺院では、よく眼にするんですが、日本ではあまり見ない気がします。
△Google見ながらスケッチしてみました五重塔の右(東側)には、これまた大きな金堂があります。
こちらも内部の見学は自由。
二階建ての建物に見えますが、上層部に部屋はありません。
見栄えなんだそうです。
真ん中には、釈迦三尊像。飛鳥時代に作られたこの像。細面で、8頭身。スタイルいいです。飛鳥時代の仏像の特徴を、よく現している・・・と、横におられたボランティアガイドさんの説明でした。
法隆寺では、ボランティアのガイドさんをお願いすることが出来ます。当日の申し込みも出来ますが、観光シーズンは前もって予約する事も出来ます。
もちろん無料。詳しくは、いかるがの里観光案内所 のHPをごらんください。中門・回廊・五重塔・金堂。この全て、飛鳥時代の建造物です。ざっと1400年も前に造られた、とはとても思えない状態のよさ。
昭和9年から開始された、昭和の大修理。第二次世界大戦を挟んで、昭和60年にようやく完成したそうです。
戦争中は、空爆の標的になるのを避けるために、五重塔は解体されていたとか。
これも、近くにいたボランティアガイドさんが教えてくれました。この昭和の大修理の際に、金堂内部の壁画が焼損してしまう事故が起こっています。
このことが発端となって、「文化財保護法」が制定されました。
火災の起こった1月26日は、文化財防火デーとして定められています。大講堂

奥の大講堂に進みます。平安時代に建てられた堂で、法要を行うための堂。
上御堂
上御堂は、大講堂の奥の扉から続いています。
平安期に建てられていますが、今あるものは鎌倉時代に再建されたものです。
毎年11月1日~3日まで、特別開扉を行っています。
っと、法隆寺のHPに書かれていましたが、以前行ったGW中も開門されていました。
平安時代の釈迦三尊像、平安時代の釈迦三尊像が安置されています。後ろ髪引かれながら、回廊を出ます。ここから先は、自由拝観可能な場所です。
聖霊院・東室

△聖霊院
△東室聖徳太子の尊像が収められている場所。
元々は、東室と呼ばれる僧の生活の場、僧房だったようですが、
鎌倉時代に太子信仰が盛んになったため、改装してつくられました。
前には、鏡池がありますが、生垣に囲われて上手く聖霊院が映っている姿は見れません。西室・三経院・西円堂

△西室・三経院
△西円堂西円堂は、夢殿と同じく八角形の堂です。鎌倉時代の建造物。
東室と対をなす、元僧房だった場所。
ここは、拝観コースから離れているので、なんとなく行きそびれる場所です。大宝蔵院
共通拝観券が必要です。平成10年に完成した、とても新しい建物。朱塗りが鮮やかです。中には、法隆寺の宝物が収められています。
有名なのは、玉虫厨子、金銅阿弥陀三尊像など。宝物がずらり。内部は、宝物の劣化を避けるため、薄暗くなっています。
あと、仏像保護の為(?)撮影、スケッチ禁止です。
法隆寺の宝物は、明治維新の後、幕府からの保護がなくなり、経済的に困窮した際、
法隆寺の寺宝300件を皇室に献納して、皇室より援助してもらったそうです。
今では、その宝物は東京国立博物館法隆寺宝物館にあるそうです。長い歴史の中で、苦渋の選択だっただろうと思いました。
当時は、寺院も老朽化が進んでいたそうで、その決断がなければ、
7世紀の建物が現在に残っている事もなかったんだろうと思います。
広大な西院を見て来ました。
ちょっと休憩し、次は夢殿の、東院伽藍に進みましょう。
東院伽藍は小さいので、安心してお進みください。ちょっと、遠くにありますが・・・




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