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晴耕雨読 国内旅行記

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原爆ドーム
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日本に登録されている世界遺産は、2009年1月現在で14箇所。
世界遺産は大きく分けて、自然遺産・文化遺産に分類されています。
原爆ドームは分類上では、文化遺産に入っています。


1945年8月6日。広島に原子爆弾が投下されました。
爆心地は、原爆ドームより東に200mの場所で、現在は病院が建っています。
爆心地であることを示す石碑がありました。

爆風で、半径2キロメートル圏内の木造住宅は全壊。
周辺を一瞬で焦土に変えた原爆。

何もかも焼けてしまった荒地に、ポツンと取り残された、当時は、
「広島県産業奨励館」だった建物は、いつの頃からか、「原爆ドーム」と言う名で呼ばれるようになっていたそうです。


△ 原爆投下前


△ 原爆投下後

※写真は、平和記念資料館で撮影

世界遺産に話を戻します。
そもそも、世界遺産って何って話ですが、国連機関の「ユネスコ」が、
人類が共有すべき「顕著な普遍的価値」として認定された不動産に対し、
「世界の文化遺産及び自然遺産の保護に関する条約」に基づいて認定された不動産を指す。
と書かれています。一番大切なのは、法による保護がなされる事だと思います。
世界遺産として登録された場所は、国の利益や、個人の利益で破壊してはならない、
人類が共有すべき資産として保護される事になります。

世界遺産に登録されている資産は数多くありますが、
その中でも異質な登録資産が「負の遺産」と呼ばれる物です。

負の遺産として明確な定義があるわけではないようですが、
ナチスがユダヤ人を虐殺した場所、
ポーランド アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所
奴隷貿易の拠点となった島のゴレ島

など、戦争・人種差別など歴史の眼を覆いたくなる場所がリストにあがっています。

原爆ドームもその中の一つ。
核兵器が使用された、核兵器の悲惨さを伝える建物とされています。

核の悲惨さを世界中で唯一、大きな声で世界に訴えることが出来る国日本。
戦争の責任云々は別にして、核兵器の使用は一般人を巻き込んだ世界に類を見ない
虐殺であったのは間違いありません。

世界遺産登録する事で、負の遺産をこれからも人類共通の普遍的な価値として
背負っていく事にしたヒロシマ。

この日は、久しぶりに太陽が降り注ぐここ数日にない暖かな天気でした。
青空の下で見る原爆ドームは、そんな悲惨な出来事があったのを私たちに訴えて
いると言うよりは、とても平和な絵に見えて仕方ありませんでした。

こんな穏やかな絵を見続けれるように、
原爆ドームはヒロシマのメッセージを送り続けている気がします。

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